カクテルの定義は何?
カクテルの定義について知り、カクテルの薀蓄を深めていきましょう。
カクテルには大きく二つの意味があり、広い意味でのカクテルと狭い意味でのカクテルがあります。
広い意味でのカクテルは複数の酒や甘味料、炭酸飲料、果汁など2種類以上を混ぜ合わせてつくる飲み物です。ビールや日本酒、清涼飲料水などをそのまま単独で飲む場合にはストレート・ドリンクと言いますが、これに対して混ぜ合わせてつくる飲み物、ミクスト・ドリンクが広い意味でカクテルと言えます。狭い意味でのカクテルとはこのミクスト・ドリンクの中で、特に、カクテル・グラスに入れて比較的短時間で飲む、冷たく調整された飲みものをさしています。これはショート・ドリンクと呼ばれています。
ショート・ドリンクと呼ばれるカクテル以外のミクスト・ドリンクはロング・ドリンクと呼ばれています。ロング・ドリンクはその製法によっていくつかに分類されています。その定義についてはカクテルのスタイルをご参照ください。
また、ロング・ドリンクの区分けとして、コールド・ドリンクとホット・ドリンクに分類することもできます。
コールド・ドリンクは、人間がおいしいと感じる飲み物の温度である、体温±25~30℃に調整された5,6~11,12℃のミクスト・ドリンクです。
ホット・ドリンクは60~70℃くらいに調整されたミクスト・ドリンクです。