ウイスキー -Whisky-
ウイスキーの歴史は、錬金術師たちがつくった「生命の水」に始まっています。このことは、ウイスキーの語源であるゲール語のウシュクベーハ(Uisgebeatha)が、「生命の水」の意味を持つことから明らかであるとされています。
中世の錬金術師たちは、醸造酒を蒸留する技術を発見したとき、その燃えるような味わいに驚いて、それをアクア・ビテ(Aqua vitae, 生命の水)と呼んだそうです。
しかし、ウイスキーの蒸留がいつ最初に行われたのか、いつ最初に飲まれたのかは明らかではありません。ウイスキーが歴史上、記録として最初に現れるのは、1171年、イングランド王ヘンリー2世の軍隊が、アイルランドへ遠征したとき、「この地で生命の水と称する強い酒(アスキボー、Usquebaugh)を飲んでいるのをみた」という記述を残しており、これがウイスキーの前進であったと考えられています。
カクテルの材料よりも、ストレートや水割りで飲まれることが多いウイスキーですが、カクテル・ベースとしても不可欠なものです。ウイスキーは産地や製法で風味が異なり、ウイスキーの選択方法でできあがりが異なってくるでしょう。カクテルのレシピにベースとしてウイスキーがある場合、カクテルが発祥した地域のウイスキーを使用することが適当ですが、例外もあるでしょう。ウイスキーの種類はスコッチ、アメリカン(ライ・ウイスキー、バーボン・ウイスキー)、カナディアン、アイリッシュ、ジャパニーズがあります。日本国産のウイスキーは基本的にスコッチ・タイプのウイスキーです。
ウイスキーは大麦、ライ麦、とうもろこしなどの穀物を主原料とする蒸留酒です。下処理して糖化させた原料に酵母を加えて発酵させて、加熱蒸留したスピリッツを木樽で熟成させたものです。貯蔵年数は最低3、4年。その間に色は琥珀色に変化し、芳醇な香りとコクのある味が生成されていきます。貯蔵年数が長いものほど上等とされています。原料の違い、蒸留方法の違い、熟成環境の違いなどによって、異なる風味のウイスキーが生まれています。主要な産地は、イギリス、アメリカ、カナダ、アイルランド、日本の5カ国で、それぞれに特色が異なってきます。
ウイスキーは、原料や蒸留法、熟製法、風土などによって、優れたウイスキーを生産する代表的な地方があります。その生産地域などによって大きく5つに分類したものを下にリンクしておりますのでご参照ください。
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